electron/docs-translations/jp/tutorial/using-native-node-modules.md

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# ネイティブのNodeモジュールを使用する
Electronは、ネイティブのNodeモジュールをサポートしていますが、Node公式とは異なるV8バージョンを使用しているので、ネイティブモジュールでビルドする時、Electronのヘッダーで指定する必要があります。
## ネイティブNodeモジュールとの互換性
2016-03-31 23:49:59 +00:00
Nodeが新しいV8バージョンを使用し始めた時、Nativeモジュールは動作しなくなるかもしれません。ElectronでNativeモジュールが動作するかどうかを確認するために、Electronで使用する内部のNodeバージョンがサポートしているかを確認すべきです。ElectronでNodeが使用しているバージョンを確認するには、[releases](https://github.com/electron/electron/releases)ページを見るか、`process.version` (例えば [Quick Start](https://github.com/electron/electron/blob/master/docs/tutorial/quick-start.md)を見てください)を使用してください。
Nodeの複数バージョンを簡単にサポートできるので、あなたのモジュールに [NAN](https://github.com/nodejs/nan/) を使うことを検討してください。古いバージョンからElectronで動作するNodeの新しいバージョンへ移植するのに役立ちます。
## ネイティブモジュールのインストール方法
ネイティブモジュールをインストールするための3つの方法:
### 簡単な方法
ヘッダーをダウンロードし、ネイティブモジュールをビルドする手順をマニュアルで管理する、[`electron-rebuild`](https://github.com/paulcbetts/electron-rebuild) パッケージ経由で、ネイティブモジュールをリビルドするのが最も簡単な方法です。
```sh
npm install --save-dev electron-rebuild
# Every time you run "npm install", run this
./node_modules/.bin/electron-rebuild
# On Windows if you have trouble, try:
.\node_modules\.bin\electron-rebuild.cmd
```
### npmを使う方法
モジュールをインストールするために`npm` を使用できます。環境変数の設定を除いて、Nodeモジュールと完全に同じ手順です。
```bash
export npm_config_disturl=https://atom.io/download/atom-shell
export npm_config_target=0.33.1
export npm_config_arch=x64
export npm_config_runtime=electron
HOME=~/.electron-gyp npm install module-name
```
### node-gypを使う方法
ElectronのヘッダーでNodeモジュールをビルドするために、どこからヘッダーをダウンロードするかとどのバージョンを使用するかを選択して`node-gyp`を実行する必要があります。
```bash
$ cd /path-to-module/
$ HOME=~/.electron-gyp node-gyp rebuild --target=0.29.1 --arch=x64 --dist-url=https://atom.io/download/atom-shell
```
開発ヘッダーを探し、 `HOME=~/.electron-gyp` を変更します。`--target=0.29.1`がElectronのバージョンです。 `--dist-url=...` で、どこからヘッダーをダウンロードするかを指定します。`--arch=x64`を使用して、64bit システム用にモジュールをビルドします。