# Pepper Flash プラグインを使用する Electronは、Pepper Flashプラグインをサポートしています。ElectronでPepper Flashプラグインを使用するために、マニュアルでPepper Flashプラグインのパスを指定し、アプリケーションで有効化しなければなりません。 ## Flash プラグインのコピー準備 macOSとLinuxでは、Pepper Flashプラグインの詳細は、Chromeブラウザーで、`chrome://plugins` にアクセスして確認できます。そこで表示されるパスとバージョンは、ElectronのPepper Flashサポートに役立ちます。それを別のパスにコピーすることができます。 ## Electron スイッチの追加 直接、Electronコマンドラインに`--ppapi-flash-path` と `ppapi-flash-version` を追加するか、 アプリのreadyイベントの前に、`app.commandLine.appendSwitch`メソッドを使用します。`browser-window`の`plugins`スイッチを追加します。 例: ```javascript // Specify flash path. // On Windows, it might be /path/to/pepflashplayer.dll // On macOS, /path/to/PepperFlashPlayer.plugin // On Linux, /path/to/libpepflashplayer.so app.commandLine.appendSwitch('ppapi-flash-path', '/path/to/libpepflashplayer.so') // Specify flash version, for example, v17.0.0.169 app.commandLine.appendSwitch('ppapi-flash-version', '17.0.0.169') app.on('ready', function () { mainWindow = new BrowserWindow({ 'width': 800, 'height': 600, 'web-preferences': { 'plugins': true } }) mainWindow.loadURL('file://' + __dirname + '/index.html') // Something else }) ``` ## `` タグでFlashプラグインを有効化 `` タグに`plugins`属性を追加する ```html ``` ## トラブルシューティング Pepper Flashプラグインが読み込まれているかは、devtoolsのconsoleで`navigator.plugins`を見ることで確認することができます。(プラグインのパスが正しいかがわからなくても) Pepper FlashプラグインのアーキテクチャはElectronのアーキテクチャと一致している必要があります。Windowsで、64bit Electronに32bit Flashプラグインを使用するのはよくある間違いです。